中川式腰痛治療法

医療制度と民間療法について

 

中川式腰痛治療法を編み出した、中川 卓爾(なかがわ たくじ)氏の言葉を抜粋してご紹介します。痛み止めの注射を打つ、手術で神経も取った…。こういった「一時的な治療」が非常に多いのが日本の医療制度の問題でもありますが、残念なことに「点数」を稼ぐために治療するケースもあります。薬や手術が必要でない患者に対しても処方する場合があるということを知っておいて下さい。

 

「痛みの原因」は何なのか、それを根本から治さなければ、痛みが再発するのは当然のことです。通院する費用についても1回500円~1,000円程度はかかり、腰痛が治らない限り、一生ムダなお金を払い続けることになるのです。

 

手術になれば、数十万、ケースによっては100万円以上かかることになりますが、治るという保証はありません。民間治療も同様で、ハリ治療は「ツボ」を刺激し、緊張して硬くなった筋肉やコリをほぐすだけなので、時間が経てばまた痛みが出てきますし、治療する以前よりも痛みが酷くなってしまったなどの報告も良く受けます。

 

民間療法は当然のごとく、保険が適用されないので1回いけば5,000円程度はかかります。毎週通ったとすれば、「1ヶ月で20,000円」はかかることになります。「整体院」や「カイロプラクティック」については、これまで以上に痛みがひどくなり、私のもとにやって来たというケースは後を絶ちません。腰痛についての専門的な知識がないのにも関わらず、治療する整体師が非常に多いからです。